9月21日(火)リモート観月の宴@交野ヶ原

9月21日、2021年の中秋の名月で、かつ満月にあたる日に、天の川・交野ヶ原日本遺産プロジェクト実行委員会が主催する「リモート観月の宴@交野ヶ原」に、動画で出演させていただきました。

もともとは、当日、現地で出演する予定ですが、事前収録での動画出演となりました。

場所は、大阪府下では大阪城と共に2か所しかないという、国指定特別史跡「百済寺跡」です。

奈良時代、飢饉や伝染病、争乱などの国難に見舞われる中、聖武天皇が詔を出し、建立が始まった東大寺の廬舎那仏。その大仏に塗る金が不足していたところ、国内で最初に金を発見した人物が陸奥守だった百済王敬福でした。百済王敬福は陸奥国涌谷で金900両を発見し、献上した功績で7階級昇進し、河内守に任ぜられました。敬福の一族は、その後、河内国交野ヶ原が一望できる中宮の地に、氏寺として「百済寺」を建立しました。現在は跡地として、建物の礎石や遺構が残るのみですが、当時は薬師寺のような立派な三重塔があったとされています。

そのような歴史ある場所で、交野ヶ原交野節にて、「百済王氏物語」を唄わせていただきました。

YouTubeでは、29分ごろから交野節が始まります。ぜひご覧ください。

(以下リンクで開始位置指定しています)

交野ヶ原交野節・おどり保存会

現代の河内音頭のルーツ「交野節」を次世代に繋げるため2017年に結成。 古典から新作まで様々なことに挑戦しています。 現在、小学生から社会人まで、地元枚方・交野を中心に大阪や滋賀でも活動中。 2023年3月に交野節が大阪府の記録作成の措置を講ずべき無形の民俗文化財として選択され(大阪府無形民俗文化財記録選択)、弊団体も交野節の保護団体として登録されました。

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