1月9日(祝)令和5年戎舞台

澤田隆治先生のご縁で、令和2年に初めて奉納出演させていただいた歴史ある戎舞台。

コロナ禍を経て3年ぶりの開催となりました。

しかし、その間、令和3年5月16日に澤田先生がお亡くなりになりました。

澤田先生は河内音頭の将来を憂い、私たちのような若輩者を応援してくださっていました。

今回、主催者の方からは「澤田先生のご意向を受けて、戎舞台が続く限りはぜひ出てください」と言っていただき、出演させていただく運びとなりました。


この日は、成人式で、保存会でも成人を迎えるメンバーもいたので、成人式後の振袖姿で舞台に上がってもらいました。

また、卯年のメンバー2名もおめでたい年男・年女ということで、最初に音頭と踊りを披露させていただきました。

その後、「道頓堀物語」を唄わせていただきました。

実は、戎舞台の数日前から会主が体調不良で、当日も出演ができず、会主の交野節奉納がかないませんでした。。。

「道頓堀物語」の冒頭には、副会主が澤田先生のことを詠み込んだ歌詞を作詞し、澤田先生に想いを馳せて唄わせていただきました。

今後も、大阪の音頭文化を盛り上げ、次世代につなげていくため、邁進してまいります。

澤田先生、どうか見ていてください!


交野ヶ原交野節・おどり保存会

現代の河内音頭のルーツ「交野節」を次世代に繋げるため2017年に結成。 古典から新作まで様々なことに挑戦しています。 現在、小学生から社会人まで、地元枚方・交野を中心に大阪や滋賀でも活動中。 2023年3月に交野節が大阪府の記録作成の措置を講ずべき無形の民俗文化財として選択され(大阪府無形民俗文化財記録選択)、弊団体も交野節の保護団体として登録されました。

0コメント

  • 1000 / 1000